初潮年齢が11歳以下でリスク増、オーストラリアの小児科研究

初潮の早い女性は、ホットフラッシュや寝汗が更年期に生じやすいとした研究が報告された。

また、更年期症状の発症リスクには中年期のBMIが大きく影響することも示唆された。

研究結果は「BJOG: An International Journal of Obstetrics & Gynaecology」7月21日オンライン版に掲載された。

International collaboration for a Life course Approach to reproductive health and Chronic disease Events(InterLACE)の一部として、クイーンズランド大学(オーストラリア)のHsin-Fang Chung氏らが実施した研究で、InterLACE内の英国、米国、オーストラリアの6件のコホート研究から抽出した中年女性1万8,555人を対象に、初潮年齢と更年期の血管運動神経症状(VMS)発症リスクとの関連、BMIが及ぼす影響を調査した。

過去の研究では、初潮年齢が早い人は、2型糖尿病や心疾患などのリスクがあることがわかっている。

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